透明水彩で描く一本の滝〜日本風景

透明水彩で描く一本の滝〜日本風景

透明水彩で描く一本の滝〜日本風景

JR仙山線で車窓越しに出会った滝

こんにちは、タクです。水彩画の新作を仕上げました。山形の山間の滝を描いた作品です。

ちなみに描き始めたきっかけは、講師として呼ばれている水彩愛好会でのドローイング。

もちろん講師ドローイングは途中までのエッセンスで終わっていました。その後アトリエで制作を再開した絵です。

モチーフの滝は、JR仙山線で仙台から山形に向かう途中に見かけた風景です。

写真から描いた水彩画ですが、かなり変えています。元になった写真もアップしておきます。

写真から絵を描くコツ

写真から描く場合、あくまで写真は参考程度に抑えます。大事にするのはその時受けていた印象です。

滝の音はもちろん車窓越しなので聞こえなかったのですが、ぼくの心の中にはゴウゴウと滝音が聞こえていました。

ならば、そういう滝に描けばいいまでのことです。

仕上げまでかかった時間

絵の仕上げは、滝の周囲を囲こむようにブルーを滲ませることでした。

滝の音を響かせる共鳴板の代わりに周囲にウルトラマリンブルーを滲ませました。

そのブルーを入れるまで、作品を1ヶ月ほど寝かせています。理由は、「イマイチ、締まらない、、、だけどどうしていいか、わからない」でした。ぼくの場合いつも仕上げの一筆入れるまで数週間かかってしまいます。

この絵はほぼひと月ほど完成に時間がかかっていますが、実制作時間は、多分、5時間ほどではないかと思います。

冬景色を描く時注意すべきポイントは、差し色

冬景色は好きでよく描きますが、冬の滝を描くのは初めてでした。

冬景色はともすれば間食になりがちです。なので、暖色をどう入れるかが、とても大事です。

この絵でいうと、木々の間と崖に差したイエローオーカー、バーントシエナ、そして空に払ったネイプルスイエローです。

物音ひとつしない、しん、とした深山に流れ落ちる一本の滝。その心象を描いた一枚でした。

透明水彩 山形の雪景色 滝 日本風景

 

元になった写真はこちらです↓

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