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#画家

ライフワークって言葉をよく聞いたり、たまに自分でも使ったりしますけど、改めて考え直す出来事がありました。

昨日、テレビの取材チームがアトリエに入りました。詳しくはまだ申せませんが、半年ほど前に出会ったディレクターさんとの縁で、対話(会話にあらず)を重ね、一緒に「歩いて」います。

「歩く」には大きく分けて2タイプありますね。A「目的地に向かって歩を進めること」とB「目的地決めずに思索しながら歩く散歩」。おおかたこの二つでしょう。

今まで水彩画個展でテーマを決め、描くアンテナを立てて海外・国内を取材を続けてきました。その取材旅はA地点からB地点まで歩く中で、響いてくる何かを探すことでした。

取材の時は、頭の中はニワカですが歴史家になっていたり、哲学者になっていたり、環境学者になっていたり、はたまた神学者になってしまったり、脳内は思索のタイフーン。そういう意味では、取材で歩くことはA×Bのような気もします。

今回、ディレクターさんと「歩く」ことは、過去20数年取材を繰り返して積み重なった「思索の地層」を一層、二層、三層…と抽出する貴重な体験になっています。

思い返せば、とある個展で、お世話になっているU社長がにいらしてくださり話しているタイミングに、そのディレクターさんが来訪しました。

名刺交換した後、社長はジョークまじりでディレクターさんに「嫌がられても古山にぴったりくっついて離れるな!」と言いました。(U社長,多分覚えていないだろうな=笑)

結果、ディレクターさんと一緒に歩くことで、小さな個人の歴史を見直しています。そして思いました。「ライフワーク」とは、アーティストや有名人が大上段に構えていうような、そんな大袈裟なものでは決してない、と。
誰でもが「過去を見つめ直して、未来へ歩を進めること、そして個人の歴史を全うすること」それがライフワークなんです、きっと、多分。

U社長、ディレクターさんと交わした対話を経て今、自分が何を考え、どんな出会いがあり、何を残していくことが大切なのか?そのことを考える自分がいます。

水彩画は、ホワイトクリフへの道。イギリスに取材した旅風景でした。

インドに2012年、旅しています。岡山の友人僧侶からお招きいただいてのインドに立つ東日本大震災慰霊塔建立式典参列を兼ねた巡礼旅でした。(別ブログで記事にしています。よかったらご覧ください→アルティオ日記1_アルティオ日記2

その時ナグプールの路地で,床屋さんをみかけ、ラフスケッチしていました。戻って水彩画に仕上げようとしましたが、普通に透明水彩で描いたのでは感じたインドの空気感が出ず、水彩紙にマチエールを作ることでなんとか「自分のインド」が表現できました。

友だちに自宅近所で美容室fashion studio SAMを経営する美容師・高橋修さん:通称SAMがいます。前回のブログで「おはなしの部屋△」にゲストで来てくれた男です。

彼とは二十年を越える付き合いです。絵本を出版するときに有形無形で後押ししてくれたり、子供の釣りの師匠だったり、アルティオオープンの5年前、店舗オープンを手伝ってくれたり、とてもいい刺激をくれる彼ですが、昨日店が創立28周年を迎えました。

私たちは「お祝いに何か送りたいね」と、前述の「インドの床屋」の絵を送りました。

嬉しくも彼は昨日フェイスブックにその歓びを綴ってくれていました。ありがとうございます!!

写真に写った「インドの床屋」の絵も「ここに来たかったんだよ」と言っているようで、、、私たちもとても嬉しいです。

SAMはこれからもいい刺激と素敵なヘアーを、私たちはじめお客さんに届けてくれます。

美容室fashion studio SAMは、伝説の店です。素敵なエネルギーがもらえます。ぜひ行ってみてください。
http://sam-samurai.com/