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2018年も水彩画を通して皆様と関われたことに深く感謝申し上げます。
2019年は8日火曜日からギャラリー店舗はオープンします。
新年も柔らかな絵とヨーロッパの心地よい生活雑貨で皆様のお越しをお待ちしています。
「古山 拓様 ふるさとの水彩画届きました。◎△町の匂いまで感じ感激しております。描いてもらい本当によかったと思います。あらためてありがとうございます。」(一部抜粋)
オーダーくださったお客様から、昨日、こんな嬉しいメールが届きました。トップ画像はその水彩画。お客様が長年暮らした家からの眺めを透明水彩で描いた作品です。横70センチ縦20センチほどのワイドサイズです。ほかにも三枚の4号水彩画のオーダーでした。ご自宅へ取材のため訪問し二ヶ月。今年を締めくくる最上の言葉をいただけました。心より深く感謝申し上げます。
おかげさまで、今年は「ちび絵」はじめ、一般のお客様からの水彩画オーダーが増えた年でした。
世界に一枚だけの水彩画です。お渡しのときのお客様の笑顔に私達にとっての最上の歓びです。
この写真は今年最後に嫁いだ作品です。お客様からオーダーいただいたプレゼント用の「ちび絵」でした。「ちび絵」画寸法6.5センチ四方という小さな絵ですが、とても喜んでもらえました。(「ちび絵」オーダーは10,800円から〜となっています。オーダーご希望の方はお気軽にお問い合わせください。)
来年 2019年は、アニメーターとして「描く仕事」に就いた1986年から数えて33年目。イラストレーター・水彩画家として、アルティオ本体の「古山拓絵画工房ランズエンド」を立ち上げた1994年から数えて25年目になります。
四半世紀、イラストや水彩画を描く仕事をしてきたわけですが、これから先の四半世紀は、さらに描くことで世間様の役に立って行きたいと思っています。
広告、絵本、そして個人様からのオーダーにより強く応える2019年にすべく、誠心誠意取り組んでまいりたいと思っています。
最後に、嬉しいことに、日本橋Art.jpさん企画のウェブ展覧会「日本の冬」に取り上げられていただきました。紹介されていますのは、素晴らしい作家さんばかりです。わたしは大好きな雪景色で末席を汚しています。ぜひご覧ください。
https://nihonbashiart.jp/exhibition/2018/12/artjp.html
アトリエアルティオは本日29日が大掃除ですが、絵本の今年最後の仕入れ受け取り、委託先であるウェスティンホテル仙台さんへの仙台風景ポストカード追加納品が最後の仕事となります。
店舗ギャラリーの正月休みは明日30日から1月8日まで。制作アトリエの古山拓絵画工房ランズエンドは、7日からスタート。
正月は、帰省してくる我が子たちとゆったり過ごそうと思います。
ちび絵まつりフィナーレにさしかかった土曜、ちび絵まつりの閉店間際ににいらしたお客様はイラストレーターの大先輩、村上かつみさんでした。その後、店を閉め、村上さんの奥様と私と妻とで、とある企画を話し合う一献が近所の福連木さんでありました。
村上さんは私が高校時代にすでに中央第一線で活躍していたイラストレーターです。画文集「アイルランドパブ紀行」では、受賞もしています。数年前、私が勝手に、そして無謀にも「一緒になにかさせてください!」ともちかけたのをきちんと考えてくださっていました。
私と村上さんは、年の差16歳です。ですがも「文系脳」だという共通点がありました。そのことを最大限に生かした「なにか」ができるといいなと思っています。
ちび絵まつりもおかげさまでフィナーレの週末を迎えています。
忙しいはずの週末の中いらしてくださること、遠方から仙台に遊びにいらしたお客様が立ち寄ってくれたりと、本当に感謝の日々です。ありおがとうございます!
お迎えできること、楽しみにお待ちしています!
東北水彩風景 「春待つ日々」岩手
#水彩「時が積もる」飛騨高山にて
飛騨高山の雪景色を透明水彩で描く
東北水彩風景 「雪鳴り」津軽の地吹雪
「ちび絵で室温が上がった気がします」
「大天使ミカエルのちび絵、壁にかけたらパワースポットになってます」
と、ちび絵まつりでちび絵新作をお求めくださったお客様が次々とFacebookでご自宅壁面をアップしてくれました。
アトリエアルティオは、古山拓自身の作家ギャラリーです。美術館ではありませんし、美術界を震撼させる??有名作家でもありません。ですので、普段は「接客できりきり舞い」なんてことはあまりありません。
有り難いことに、ちび絵まつりの会期中は、嬉しいきりきり舞いです。
「ちび絵を見にようやくこれました!」と、今日も遠方からお客様がいらしてくださいました。本当に有り難いことです。
三枚のちび絵に迷いに迷われ、結果二枚を決めてくださいました。
「たしか、絵って「売れる」って言わずに「嫁ぐ」って言うんでしたよね?なんだか、その気持ち、わかるわあ」と嬉しそうに帰って行かれました。
掲載する写真の上のチェロの絵は、4センチ×6センチほどのちびちび作品です。こちらはプレゼント用にオーダーいただき描いた作品。下左は、6.5センチ四方。タイトルは「サンタの学校・三時間目・音楽の時間」
下右は、同じく6.5センチ四方。鉛筆だけで描いたベネツィアのサンマルコ広場です。
鉛筆画も今回新作で加わりました。全て表現は違っても古山拓オリジナルです。
(4センチ×6センチちびちび絵オーダーは内容・額種類によって4000円~5000円前後です)
(6.5センチ四方ちび絵は7000円〜9000円前後・オーダーは10800円〜から承っています)
17日月曜は店舗はお休みいただき、制作に集中します。18日火曜日から24日まで、クリスマス企画ちび絵まつりは続きます。大切な方への贈り物に、よかったら候補に加えていただくと嬉しいです。
贈った方のお部屋の室温がちょっとだけ上がります、きっと。
戊辰戦争から150年。ご存知の通り、幕末から明治維新の様々な歴史の見直しがされています。
私が義務教育を受けていた40年ほど前、幕末から近代以降は学校の授業ではあまり深く触れられなかったように記憶しています。(いやいや、そんなはずはない、居眠りしていたにちがいない)
ふるさとの岩手盛岡にある盛岡市先人記念館で開催されていた「明治150年と盛岡」展が終了しました。実は、ほんの少しばかりですが、イラストレーターとしてお手伝いをさせていただきました。
昨年から今年のはじめにかけて岩手日報に連載された盛岡藩の幕末小説「柳は萌ゆる」(平谷美樹・作)の挿絵を手がけましたが、企画展のために、数点イラスト作品データを提供したのでした。もっとも絵は小説の内容からのイメージですから、表現されているのは、私の脳内世界です。それでもイメージングの素材には役立ったのではないかと思います。
先日、いただいた企画展パンフレットの奥付けに、ふと目が止まりました。協力者クレジットに自分の名前が、、、。見逃していました。150年前に渦巻いていた時代の奔流に、150年後の「未来」からほんのわずか関われたようで、とても嬉しかったです。
描くことで、ふるさとの人文科学にわずかでもお役に立てたこと。それは絵描きとして細々と生かしてもらっている自分にとって、故郷から大きな賞をいただいたようなものでした。ありがとうございました。
+ + +
時代小説「柳は萌ゆる」平谷美樹・作は、このたび実業之日本社より刊行されました。(私の挿絵も一部つかわれています。)
平谷先生は、当時の情報の少なさの中で苦悶する盛岡藩のサムライたちの生き様を、見事に書きだしました。IT,Ai,グローバル(という言葉は個人的に嫌い)が世界を席巻し、国境があいまいになり,変化が見えにくい「今」は、幕末維新の時代に通じるものがあるように私は感じています。この本は、そんな今だからこそ読む価値があると思います。
「歴史は繰り返す」。あらためてこの言葉の重さを感じています。
『ちび絵まつり』12/4〜12/24(期間中お休みは12/10月曜と12/17月曜のみ。日祝営業いたします)
毎年恒例となりましたクリスマス企画「ちび絵まつり」の季節がやってきました。
ちび絵は名前のとおり、小さなものは4センチ四方、6.5センチ四方や9センチ四方といった小さなサイズに描かれた水彩ワールドです。
一点一点描かれた世界に一枚のオリジナル水彩画は、クリスマスプレゼントや、お部屋の可愛いインテリアにも喜ばれています。
オーダーも会場にて承ります。
好評いただいていますヨーロッパの石鹸や香りのこだわり雑貨も新作が届きました。
お部屋を暖めるお手伝い、ちび絵まつりへぜひどうぞお出かけください。
おかげさまで「ちび絵祭り」も4日がすぎました。お客様に楽しんでいただけて、つぎつぎとちび絵が嫁いでいます。
ヨーロッパ風景、クリスマスモチーフ、和紙に岩彩、動物達の絵、第二次大戦の軍用車輛まで、ピピッとアンテナが立ったものを描いた作品たちなので、いわゆるノンジャンルです。だから、お客様それぞれが、それぞれの立場で楽しんで選んでくれているように感じます。
昨日、その場でのリクエストに応えて、お客様にお茶を飲んでいただいている間に一枚を描きました。今日もそのことを知った常連さんがパンダの絵をリクエスト。もちろん描き、喜んでもらえました。
小さな絵ですが、行きたい国、行った国の風景、バイク、クルマ、猫ちゃん、ワンちゃん、うさぎさん、小鳥、サンタまで。リクエストやご注文も承っています。明日土曜、明後日日曜も私はアルティオにはいっていますので、遊びにいらしてくださいね。
閑話休題。
晩翠画廊でクリスマス版画展が開催されています。数年前、同じ企画展で「ひとめぼれ」で家に連れ帰った版画がありました。今日、用事で晩翠画廊を訪問、ぐるりと見回すと一点の作品が目に飛び込んできました。抽象作品でしたが、ぐるぐる会場をまわっても、そこで足が止まる。。。作家名を見ると、数年前購入した作品の作家さん!(もちろん会ったことはありません)。作品との出会いは直感だよなあ、、、と、あらためて思ったのでした。
下にアップした「ちび絵」はアルティオ展示中の作品たちからピックアップ。それぞれ6.5センチ四方です。