x4160677 - Part 77
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染師 紺屋町にて・盛岡/岩手
仁賀保にて
南部染師素描
アトリエアルティオ「おはなしの部屋△」第五夜のご案内です。
題して「白と黒。そして漢字のナゾ」
日時・11月16日(金曜)19時~
今回のゲストは書家の大塚耕志郎さんです。(写真は2017年1月の大塚耕志郎さんの個展会場でのスナップ)
「書はなぜ白黒なのか?」「書がモノクロームでなければならない理由とは?」「漢字が隠しているヒミツ」…
今回はそんなお話が飛び出しそうです。
大塚さんと出合ったのは。漢字のルーツを探る韓国への旅でのことでした。大塚さんの書はきちんとした土台に立っているのはもとより、同時に現代アートにも通じるわくわく感があります。それを支えているものはなんでしょうか?
墨、そして漢字によるモノクロームの世界をぜひご一緒に!
申し込みは、メッセンジャーにてご連絡ください。
※定員は先着12名となります。(お茶代として当日500円頂戴します)
※満席の場合はキャンセル待ちでよろしければご予約を承ります。
※キャンセルは前日18時までご連絡ください。
{Contact us >イラスト水彩画制作依頼>mail]からどうぞ。
調べものがあり、過去の個展データを開いていました。ふと一枚の船をさらっと水彩で描いた絵のデータがみつかりました。探し物は別の絵でしたが、この絵も以前からデータを探していた一枚でした。描いたのは2010年。場所は岩手陸前高田。震災前の広田半島です。
さっぱ船と呼ばれる、漁につかわれる細身の木造船です。陸に揚げられている様がリスミカルで思わずスケッチしていました。
1998年以降東北の風景を海辺山間部問わずあちこち時間を見つけては取材しましたが、水彩画に描かれた場所は特級品でした。思わず家に電話して、「宝物のような場所を見つけた!」と妻に伝えたことを覚えています。
目の前は海、背には防潮堤。その向こうにはすぐ民家が建っていました。津波に全て飲み込まれたはずで、今は様変わりしているはずです。懐かしく悲しい記憶の一枚です。
調べたものは、まあ、あまり意味をなさないものでした。この絵のデータを見つけるためのことだったのかもしれません。
さっぱ船のある風景_陸前高田広田半島(2010年)
会津柳津の民家
ゆるやかな午後 イギリス湖水地方風景
アトリエアルティオに時々いらっしるお客様から、飼われている猫ちゃんを一年ごとに一枚描いてほしい、と、ちび絵制作注文をいただいています。
「ちび絵」とは、アルティオでつけた「小さな額入り水彩画」のネーミングです。画面が6.5センチ×6.5センチ。額に入っても10センチ~15センチ四方。世界に一枚だけの絵を手軽に可愛らしく楽しんでほしいとの想いを込めています。
オーダー制作の場合、写真データを様々なポーズで複数カット、メール添付でいただいての制作です。猫ちゃんちび絵は、一昨日お渡しとなり、とても喜んでいただけました。
小さいサイズですが、場所を選ばないサイズが喜ばれています。
昨日はポルトガルのリスボンの市電を描いたちび絵が嫁いでいきました。以前、ポルトガルのドアを描いたちび絵をお求めくださったお客様でした。「ポルトガルの思い出コーナーに掛けます」と選んでくださいました。
12月恒例の「ちび絵まつり」にむけて、風景、動物、はてはドイツ軍のサイドカーまで、一点一点、気持を込めて描いています。あと一ヶ月半、あっという間にジングルベルの声が聞こえてきそうです。
ちび絵のお値段は、アルティオ展示中のちび絵(6.5センチ×6.5センチ)は6.500円~9.000円+税。オーダーちび絵は10,000円+税。9センチ×9センチのちび絵は12,000円+税となっています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
母校の盛岡商業高校「盛商祭」で卒業生として一室、水彩画展示をしています。今日20日・明日21日です。
「水彩画の世界」として校舎2階3-A教室で25点ほど、岩手から世界の風景まで展示しています。
盛岡商業高校の校章は「桜に商」。
絵は、岩手人の心のささえ、「石割桜」を描いた一枚です。
卒業生ゲスト展示ですが、お声掛けいただいたことへ心より感謝申し上げます。