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x4160677 - Part 78

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12月のアルティオクリスマス企画「ちび絵まつり」の水彩画やアクリル画の仕込みが始まりました。6.5センチ×6.5センチのスクエアを基本サイズにしていますが、どうしても勢いあまってしまう絵もあります。そんなときは9センチ×9センチに変更、「ちょいちび絵」にしてしまいます。花から風景からはてはドイツ軍のサイドカーまで。描きたいものを楽しんで描いて行きます。

楽しんで、というとちょっと違う。おおかた描きはじめは「楽しく」スタートするのですが、小さな絵でも途中必ず「なんかちがうな…」としかめっつらになります。で、それを乗り越えたあとに訪れる歓喜。

まるで年末恒例のベートーベンの第九みたいです。

ちび絵祭りでは、今年出版された絵本「交響曲『第九』歓びよ未来へ!」(くすのきしげのり作・古山拓絵・PHP研究所)の原画も展示予定です。

アップした絵は9センチ×9センチのバラです。花びらが一枚落ちてできた間が愛おしかったです。

 

おかげさまで、昨晩のアトリエアルティオ「おはなしの部屋△」第4回・「宮沢賢治の音楽会」、みなさんに楽しんでいただけたようでほっとしています。
 
宮沢賢治研究者は大勢いますし、一家言もつ賢治ファンはそれこそ星の数ほどいます。
ですが、昨晩の2時間半を佐々木孝夫さんとご一緒して思ったのは、
「孝夫さんが切り開き歩んできた音楽人生があってこその、宮沢賢治音楽ワールドとの出会いだったんだ。そしてそれは唯一無二の視点だなあ」ということでした。
 
蓄音機から流れる音楽にあわせての、孝夫さんによる賢治の詩の朗読は、これまでの音楽人生を重ねあわせたような迫力でした。
恒例の講師謝礼代わりの「色紙絵」は、「山猫博士デストゥパーゴ」を描かせていただきました。ありがとうございました!
 
「おはなしの部屋△」は、過去、一回目「絵」・二回目「仙台駄菓子」・三回目「フランス文学」・四回目「宮沢賢治音楽」と回を重ねてきました。
 
次回・第五回「おはなしの部屋△」は、11月です。
ゲストは若手の書家・大塚耕志郎さん。
ブラックアンドホワイトの表現世界を、独自の視点で楽しくお話ししてもらう予定です。
くわしいことは近日中にアップします。お楽しみに!
 
 

気にかけている方へ何かを送る。その品にちょっと添えるカード。アルティオでもプレゼント用にお求めくださるお客様にお使いいただくオリジナルのメッセージカードを作っています。もちろん、古山拓オリジナル水彩イラストを添えています。

ショップをひらいて気がつくことって、たくさんあります。メッセージカードもそのひとつでした。お客様から言われたわけではありません。それはある会社さんからのイラストのオーダーがきっかけでした。

「お客様が商品を渡すときに添えるメッセージカードの絵をお願いします」。。。この絵は、そんな依頼をくださった水産加工会社ポートさんのメッセージカードのためのイラストです。

「アルティオでも、ちび絵をお求めくださったお客様がプレゼントとして渡す時、一言添えるカードがあるといいよね」と店長。
小さなカードですが、思いのほか喜ばれています。

昨年、はじめてアルティオオリジナルメッセージカードを作りましたが、このたびさらに三種類のカードが完成しました。ちび絵をお求めの方に差し上げています。(メッセージカード三種ワンセット(108円)でもおわけしています。)

たった一言であっても気持ちって伝えられます。言葉ってすごいな。

絵が手元を離れ、お客様の御宅へ。
いつもどんなところに掛けられているのだろう?と、気になります。
生み出した絵はどんな絵であっても我が子と変わりないので、親心と一緒です。

昨日午前中、先般の藤崎個展で「椿の花」の水彩画を嫁がせてもらった方とお会いすることができました。「室内に気持ちよく掛けました。とてもいいかんじです」との言葉に嬉しくなりました。

そして夕刻、別の制作オーダーをいただいているお客様のご自宅へ。室内はとても品がある家具調度と心地よさ。制作はこれからですがおかげで描く絵と額のイメージがしっかり出来上がりました。

アップした写真の一枚(バラの絵)は、ニューヨークのアパートの壁面。こちらはニューヨーク在住の方が一時帰国の際アトリエアルティオで求めてくれた絵です。帰国後にFBを通じて送ってくれました。未だ旅したことの無いニューヨークに一足先に絵が。

下の一枚(墨彩書画)はフランスの室内。アトリエアルティオに立ち寄ったフランス人の旅行者Mさんが、日本旅のお土産にと。先日,彼の地フランスから届いたFBメッセージに添付されていた現地での室内写真です。句は正岡子規の「夕日に馬洗ひけり秋の海」。絵を描くように言葉を書きました。

「描いた絵を売るのは寂しくないのですか?」とよく言われます。
答えは嫁ぎ先の壁面にあるのです。絵がよりいっそう笑顔に見えるのが不思議です。
一番寂しいのは、絵が箱の中にしまわれていること。生み出した絵は、暮らしをともにする家族の一人になることが一番の幸せだと思うのです。

2019古山拓オリジナルカレンダー通信販売-完売となりました。

 


今年も好評いただいております卓上CDケースタイプオリジナルカレンダーを通信販売いたします。(100部限定となります。)
日々を彩どる最新作水彩画12ヶ月。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。

ご注文はContact us からフォームにてお願いいたします。
(カレンダー通信販売は銀行振込の取扱いのみとなります。)
お問い合わせ内容ボックスに、お名前・郵便番号・ご住所・注文部数をお知らせください。
ご注文をこころよりおまちしています。
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仕様サイズ/カラー15枚(表紙含む)13.5センチ四方×卓上面奥行き8.5センチ
価格/@1080円(税込)

送料別途必要となります/送料・2部まで160円 〜4部まで360円 〜6部まで510円。それ以上まとめてご注文の方はお問い合わせください。

お支払い方法/カレンダーに銀行口座案内を同封します。商品到着後一週間以内に銀行口座へお振り込みください。
※受注後到着まで一週間ほどかかりますことをご了承ください。

オリジナル一筆戔 三種セット
¥1,100(税込)

 
■ 2018/10/7 投稿 ■ 2019古山拓オリジナルカレンダー通信販売のご案内 ■-完売となりました。11月に第二弾が発売されます。
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2019古山拓オリジナルカレンダー通信販売のご案内–完売となりました。11月初旬に別スタイルの卓上カレンダーが入荷します。
今年も好評いただいております卓上CDケースタイプオリジナルカレンダーを通信販売いたします。(100部限定となります。)
日々を彩どる最新作水彩画12ヶ月。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。
 
ご注文はContact us からフォームにてお願いいたします。
(カレンダー通信販売は銀行振込の取扱いのみとなります。)
お問い合わせ内容ボックスに、お名前・郵便番号・ご住所・注文部数をお知らせください。
ご注文をこころよりおまちしています。
 
仕様サイズ/カラー15枚(表紙含む)13.5センチ四方×卓上面奥行き8.5センチ
価格/@1080円(税込)
 
送料別途必要となります/送料・2部まで160円 〜4部まで360円 〜6部まで510円。それ以上まとめてご注文の方はお問い合わせください。
 
お支払い方法/カレンダーに銀行口座案内を同封します。商品到着後一週間以内に銀行口座へお振り込みください。
※受注後到着まで一週間ほどかかりますことをご了承ください。

 

おかげさまで今年最後の仙台での個展、藤崎展が無事閉幕しました。会期中ご来場くださったお客様は600名さまを越えました。これほどたくさんのお客様にいらしていただいたのははじめてです。皆様、ご多忙の中、お時間を割いてくださったり、偶然立ち寄ってご縁いただいたり、、、心より深く深く御礼申し上げます。

最終日、2人の画壇の先輩画家がいらっしゃいました。ともに日展審査員や白日会などで活躍しているともに油彩具象の大先輩です。一人は渡辺雄彦先生。毎回いろいろなアドバイスをくださいます。今回いただいた言葉は次のようなものでした。

「今回は、描かない間合いにますます磨きがかかってきたね。絶妙だ。そして丁寧に絵に取り組んでいるのが伝わって来るよ。そして抽象画がとてもいい」

もう一人は伊勢崎勝人先生。今年に入ってあれこれとご縁いただいています。

「コレを描きたいんだ、という想いがきちんと出ている。自分の世界を作っている。新表現もいい試みだ」

ともに最後の一時間ほどでのご来場でしたが、今回の新しい表現へのチャレンジを認めていただけたようで、勇気をもらえました。

最終日は新しい試みの絵が数点嫁ぎました。トップの絵は、「青が気に入りました」と嫁がせていただいた、南仏の小村・トゥレットシュルルーを描いた水彩4号作品「青い日差し」。そして閉場ギリギリで「私の寝室に掛けるわ」とお持ち帰りいただいた水彩3号作品、「おひさまとあじさい」です。両方とも鉛筆でのドローイングはせずに、筆のみで描いた水彩画です。

絵を求めていただいたということは、お客様が作家の姿勢をずっと見守り続ける、ということだと肝に命じています。今日からまた新しい気持ちで制作してまいりたいと思います。ありがとうございました!

 

 

藤崎個展6日目が終わりました。快晴の今日は、クロスバイクで会場入り。気持ちよかった朝通勤です。

今日もたくさんのお客様にご来場いただきました。会場用として準備していたオリジナル水彩カレンダーも、うれしくも想定外の売れ行きで予定していた在庫が底をつき、急遽印刷会社さんへ電話、予備をまわしてもらいました。

外せない用事が10時半から11時まで入ってしまい、その間ギャラリーを留守にしてしまいました。お会いできなかった方に申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。

今日お嫁入りした水彩画の一点に「ベネツィアのゴンドラ」がありました。

お客様とこの絵を前にいろいろ話をしていましたが、ふとお客様がこういいました「この絵が最初から目に入って仕方が無いのよ」。。。そして絵にさらっと語りかけました。「我が家にきたいのね、じゃ、一緒に行こか」

その方にとって「ベネツィアのゴンドラ」は家族の仲間いりする,命あるものにちがいないです。対話のさりげなさが素敵でした。

明日は最終日です。終わりははじまりなので次への出発日(笑)。何かのついでがありましたら、どうぞお立ち寄りください。ありがとうございます!