x4160677 - Part 84
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Tourrettes-sur-Loup 南フランス
バイブリー イギリス・コッツウォルズ
鳥_英国にて
旅立ちの朝_スラウにて
◆JR東日本「駅長オススメ小さな旅」パンフレットの表紙 水彩イラスト
画材/水彩
最新号は、JR東塩釜駅から近い籬神社。「まがきじんじゃ」と読みます。
「駅長オススメ小さな旅」の素晴らしいところは、書店販売の大手旅ガイドには載らない「小さな駅」を拠点にしたレアな情報も、きちんとしたコースとして載せているところ。ベタなコースではあきたらない、旅好き必携の一冊といってもいいかもしれません。
手がけたイラストレーションの仕事紹介です。
JR東日本「駅長オススメ小さな旅」パンフレットの表紙を描かせていただいています。
最新号は、JR東塩釜駅から近い籬神社。「まがきじんじゃ」と読みます。
「駅長オススメ小さな旅」の素晴らしいところは、書店販売の大手旅ガイドには載らない「小さな駅」を拠点にしたレアな情報も、きちんとしたコースとして載せているところ。
ベタなコースではあきたらない、旅好き必携の一冊といってもいいかもしれません。

辺境世界。10代の頃から、SF小説で大好きで読みあさっていました。大人になるにつれ、ふときがつくとどこか遠くへ置き忘れていました。あのワクワクした感じを取り戻すことが今の自分にとって大切なことなのでは?と、とりかかった表現。それが今回の「それでも僕らはこの地に暮らす」という展示です。以下は会場に掲示しているみなさまへのあいさつ文です。
* * *
「それでも僕らはこの地に暮らす」展への
ご来場、誠にありがとうございます。
家具作家と画家の私たちは、今回の企画にあたって
架空のファンタジー世界を紡ぎ出し、共通テーマとしました。
舞台はどこかの星。
豊かとは決して言えない大地です。
主人公は、荒れた地を耕す農夫のあいだに生まれた女の子、ミカトス。
厳しい環境のなかで暮らす彼らの生活は決して豊かではありません。
苦しいことや辛いこと、戦いもありますが
そんななかで、登場人物達は歓びや幸せを見つけていきます。
『かれらはどんな暮らしをしているのだろう?』
古山が描いたストーリーボードから、
2人は今回の表現に至りました。
桑原は、彼らの食卓を、
古山は、家具の端材から生まれた木で
彼らの住まいと景観を創りだしました。
今日、家に帰られたあと、皆様の食卓に暖かさが灯るとうれしいです。
* * *
7月21日付けの河北新報で、開催中の二人展が取り上げられました。
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180720_15067.html
「紡いだ物語 作品に」という素晴らしいキャッチをつけていただいていました。ありがとうございます。
今回の桑原さんとのコラボは、忘れかけていた大切なモノを取り戻すきっかけになりました。50代になった「かつての少年ふたり」が作り出した「辺境世界」。
その世界を見ていただくことで、みなさんそれぞれにわすれかけていた「なにか」を思い出してもらえるとうれしいです。
19日からアトリエアルティオにて始まります、家具作家桑原信之氏と古山拓二人展のご案内です。
桑原氏は、山形余目町在住の家具作家です。
気仙沼リアスアーク美術館での企画展をはじめ、発表場所は主に画廊という独特の造形感覚をお持ちのファニチャアーティストです。
(私とは二度目のコラボレーションとなります。)
今回の展示は、お互いの作品をただ持ち寄っての二人展ではありません。
2人で架空のファンタジー世界を考え、その物語に登場する「家族の暮らし」をキーワードに作品を作りました。
どこかの遠い星の植民地。荒れた大地を耕す家族。素敵なことも辛いことも嬉しいことも悲しいこともある,我々と同じような人々。彼らが使っているイスや食器はどんなものだろう?と、桑原氏は作品をクリエイト。彼らの住む暖かい家々はどんなかたちなのだろう?と、古山が桑原氏の家具材の端材を用いて立体表現しています。
また、制作の骨組みとなった私のストーリーイメージイラストも掲示し、世界観を楽しんでいただければうれしいです。
「家具」と「絵」のアーティストが組んだときに交差するイマジネーションを、ぜひお楽しみください。
(桑原氏は初日と最終日に在廊予定、古山は基本、会期中在廊予定です)
桑原信之+古山拓『それでも僕らはこの地に暮らす』展
会場/アトリエアルティオ(仙台市青葉区立町19-20 1F)
会期/7/19〜25(会期中は7/23月曜のみ休み)
voice of winds
他の業界の方と仕事で会うことが時々あります。イラストや絵の業界にいて自分が当たり前と思っていたことを、きゅっと見直し復旧させてくれるので、好きです。
今日はNHK仙台放送ラジオ第一「ゴジだっちゃ!」に夕方五時半から生出演してきました。番組ブログでも取り上げられていますので、ご覧ください。描く仕事に至ったいきさつや、手がけた絵本「交響曲『第九』歓びよ未来へ!」のお話をしてきました。
http://www.nhk.or.jp/daccha-blog/100/
スタジオ入りする前に、パーソナリティさんやディレクターさんといろいろ話をしましたが、そのうけこたえには、本番と同じくらい「あ!そうか!」がありました。こういう機会に仕事モード?で他の業界の方と話すと、自分はいかに狭い業界に生きているのかを痛感…。
しかし業界以上に世間は狭い。わたしは20年以上前に、とあるラジオ局での収録に立ち会ったことがありましたが、ディレクターさんはその時ミキサーをなさっていた方でした。いや、おどろきました。
仙台は100万都市ですが、30年も暮らしていると、向こう三軒両隣はどこかで誰かに繋がっている、ということですね。悪いこと、できないよ。
トップの絵は局入り直前までギャラリー・アルティオ内で仕上げていた絵。ポルトガル・エヴォラ風景です。