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愛しのランブラス通り

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愛しのランブラス通り

愛すべき旅先の地でまた悲しきテロがおこりました。スペインバルセロナのランブラス通りに家族とともに旅したのは2005年ころでした。

この春旅したフランスでも、シャンゼリゼを歩いた五時間後に,その場所で銃撃テロがありました。

若い頃、荷物を背中に背負って旅したヨーロッパは、当時なりの旅の危険がいろいろありました。イギリスではテレビをつけるとアイルランドで爆破事件の現場の様子が流れていた時代でした。
昨今、ヨーロッパはテロで危険だ、という声を廻りでよく聞きます。たしかにそうかもしれません。でも、本来「旅は危険が伴う」もの。それぞれの時代で時代なりの危険がありました。それを忘れてはならないと思います。

事件が起こっても、やはりヨーロッパの歴史の重みは、旅人をひきつけるでしょう。私も間違いなくまた行きます。

10月の藤崎美術ギャラリー個展(10/12〜18)まであと50日ちょっと。春に旅してきたフランスの絵が中心になりますが、何百年と歴史を重ねた町や村のたたずまいは、「だいじょうぶ。混乱した時代でも、静かに変わらないものも間違いなくあるんだよ」といっているように思えてなりません。

テロでなくなった方へ追悼の意を表してランブラス通りの絵をアップします。


「時の交差点-La Rambla」