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旅絵という造語

旅絵という造語

絵とエッセイを担当している「メルカート」情報誌が届きました。
東北をテーマに、旅と取材した現場で思ったつれづれを書いています。コーナータイトルは「旅絵」。

「旅絵」とは私の造語です。
私の描く絵は、目の前の風景を描いているというよりも、その風景に出会うタイミングの前後を描いているように思えるのです。

角を曲がる時のドキドキ感や、入った店のマダムの笑顔を思い出しながら店先を描いたり…。なかなか思い通りにコトが運ばず、でも進んでいたらとっておきの景色が飛び込んで来たり。

描いているときは、絵にそんな思いを刷り込みたいと思って描いています。なので、水彩風景画、というよりも旅絵という言葉を作りました。
アルファベットで発音記号的に書くと【Tabi:e】
「旅へ」とも読めるし、なんかどこかの国の言葉にありそう^ – ^(アルティオオリジナルの「ちび絵」にもきちんと【Chibi:e】と隠れ表記があるのです。)

今回の旅絵は、青森今別の風景を取り上げました。取材に旅したとき、今別では風景に対峙しているとき、何代も津軽海峡に面した海辺で生きてきた「家族」という存在が頭から離れませんでした。
そんなことをエッセイでは書いています。

ちなみにこの絵は不思議な青森との縁で、今別町の町長に手渡され、役場にかけられています。