2018-05-18

宮沢賢治がかつて技師として働いていた旧東北採石場工場。まるで城にも砦にも見えるようなその工場外観は、岩手県東山町に今も見ることができます。わたしの大好きなモチーフのひとつです。
宮沢賢治のジクレー個展からはじまり、賢治のCDイラストデザインと縁はつながり、今回は岩手日報社の文芸誌「北の文学」表紙のモチーフとしてその工場を選びました。楽しみにしていた刷り上がりが届きました。
以前、ジクレーによる賢治の世界個展のときに発表した作品「採石場の音楽祭」と、先般盛岡川徳で発表した「ことばたちの砦」もここにアップします。
どれもこれも表現が違いますが、それだけさまざまなインスピレーションをくれるのが宮沢賢治です。どうか、ご笑覧ください。
「採石場の音楽祭」
「ことばたちの砦」