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祈りの砦

祈りの砦

明日の藤崎個展搬入を控えて、今日は梱包やプロフィールシート制作など、会場設営のための裏方仕事に追われていました。
そして、個展直前の大事な仕事のひとつ、散髪。
友だちの美容師、ファッションスタジオサム・オーナー、サムから、薄めの頭にバリカンでびしっと気合い注入です。
私はズボラですが、そう見えて意外と験を担ぐタイプ。会場で使う配布用のプリントも枚数はラッキーナンバー。初日朝には神社にお参り。その直前儀式のはじまりが、散髪です。
「ばっさり短くいくよ!」のサムの言葉に、「いよいよ今年もきたか」と、気持ちが個展という臨戦態勢に入って行きます。
ここまで来たなら、あとは祈るのみ。

今日のトップ絵は最後に仕上がった透明水彩画。題名は「祈りの砦」
火災にあい、尖塔が崩れ落ちた、哀しみのパリ・ノートルダム大聖堂。私が取材したのは二年前の渡仏時でした。その姿を見上げて描いた6号作品です。荘厳かつ美しい教会でした。

明日水曜のアトリエアルティオは、会場への搬入のため午後4時でクローズとなります。
また、9/26〜10/2の会期中は店主も私も藤崎会場に入るため、臨時休業となります。ご了承くださいませ。
絵のオーダーやお問い合わせは、メールまたは、携帯までご連絡ください。

 

旅の水彩物語