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「なりゆき」は素敵だ

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「なりゆき」は素敵だ

岩沼市民図書館での講演会が終わりました。

絵本「海の見える丘」の朗読でスタートさせよう、と思っていたのですが、友達のフリーアナウンサー・朗読家の渡辺祥子さんが控え室に来訪。なんと祥子さんが「絵本の朗読、私、引き受けるわよ!」

マスクしてのマイクの音声が果たしてどう聞こえるのか、非常に不安だったのですが、これまたヴォイストレーナーの荒井真澄さんがいらしてくださり、(彼女のヴォイストレーニングを私は数回受けています)「大丈夫、私が一番後ろに座っているから、前に教えたコツで、最後部めがけて話してね!」

そんな最強のサポートでスタートすることができました。

内容がどうだったのかは、聴講者の判断に任せるとして、今回引き受けた「なりたい自分になる」というテーマに沿っての講演で、最多登場キーワードは「なりゆき」でした。

人はそれぞれ生き方があります。

遠くに叶えるべき目標を立てて、一心不乱にゴールを目指すタイプ。

ちょっと先のやりたいことをやりながら、流れで道を選んでいくタイプ。

私の場合は、間違いなく後者です。

「なりゆき」で今がある、と言ってもいいかもしれません。

その「なりゆき」にはしかし、周囲の人々がいての「なりゆき」です。

人様あっての「なりゆき」人生ですが、結局私を囲んでくれている「人様」とは、自分に欠けている、かけがえのない何かを持っている人たちだと感じています。

今回の講演会で現場を手伝ってくれた友達、いらしてくださったお客様、そして企画運営に当たってくれた岩沼市民図書館の方々、と、全て私にとって「なりゆき」をいざなってくれる大切な方々となりました。心から感謝申し上げます。

質疑応答でお客様から質問がありました。

「いろんな旅をしてきて、一番記憶に残るところはどこですか?」その問いへの答え、『英国南西部の「ダートムーア」です。歩いた風と匂いが今も時々ふっと思い出されるんです』

今回アップした絵は、そんなダートムーアの水彩画です。

トップ画像は2011年の個展で発表。ダートムーアの泊まった宿への道を描いたもの。

下にアップする画集の一ページは、1997年の初個展当時、勢いで作った個展画集パンフレットのスキャンデータです。その個展につながった旅で歩いたダートムーア現地で描いた絵です。

初個展、それは小さなギャラリーでした。個展搬入の日に間違って会場にいらしたお客様が、「これ、いいわね」と搬入日に買ってくれた、人生で初めて嫁いで行った絵です。

画集パンフレットは十数ページのペラペラのものですが、私にとってはどんな立派な画集よりも価値のあるものです。手元に残っているのは、すでに一冊だけです。

追伸

明日土曜日(7/25)、朝7時半、NHK「ウィークエンド東北」(東北限定)で私の震災への取り組みが紹介されます。10分ほどですが、ご案内まで。