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ニューヨークタイムズと「北の文学」

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ニューヨークタイムズと「北の文学」

「世界の都市で旅するべき街」

ご存知の方が多いと思いますが、ニューヨークタイムズが「世界の都市で旅するべき街」のナンバーツーに、故郷の盛岡が選ばれました。盛岡出身者としてそれはとても嬉しい出来事でした。

今まで海外を取材してきて、人に会う。すると大方「どこからきたんだ?」と聞かれます。「東北の仙台という町から来た」と返すわけですが、今まで東北も仙台も知っている人に会ったことがほぼありませんでした。

「京都は行ったことがあるぞ」「東京、大阪から近いのか?」「横浜、長崎には船で寄港したな」いろんな答えが来るのですが、いまだに「ああ、仙台!東北!いいとこだったね」という外国人の言葉はもらったことがありませんでした。

それが、京都、金沢、神戸、福岡、とにかく名だたる観光地を押さえての二等賞です。これはすごいことです。

推薦者のアメリカ人は、日本在住歴が長い方のようですが、実際にあちこちを丹念に旅していて、盛岡を推したとのこと。嬉しいではありませんか。住んでいる人にはわからない魅力を「旅人」は敏感に感じるんです。

そんな寸前、岩手日報社から出版される「北の文学」の表紙絵の仕事を頂いていました。奇しくも盛岡のランドマーク、岩手銀行中の橋支店赤煉瓦館を描いていました。納めた時、ちょうどニューヨークタイムズの盛岡ニュースが駆け巡っていました。

全くの偶然ですが、盛岡のシンボルをタイミングよく描けてよかったな、と思いました。

盛岡を紹介したアメリカ人の記事が、岩手県のサイトにありましたのでリンクを貼っておきます。

https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/kankou/1059946/1061603.html