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新刊絵本『一本の木がありました。』書店に並びました

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新刊絵本『一本の木がありました。』書店に並びました

新刊絵本『一本の木がありました。』(作・企画くすのきしげのり/原案・絵ふるやまたく/出版社・パイインターナショナル)が出版されました。

児童文学作家くすのきしげのりさんとの共著です。くすのきさんとは4冊目の本になります。

普段水彩画家として仕事をしている僕にとって、鉛筆一本のドローイングだけによる表現は新たなチャレンジでもありましたが、本来ドローイングが大好きでしたので、嬉しい仕事でもありました。

全国書店、ネット書店でお求めいただけます。

以下、版元のパイインターナショナルさんの紹介文です。

ひとはみな、一本の木である。モノクロームの世界が美しい想像力を育む絵本

本書はていねいに紡ぎ出された一本の桜の木の一生のものがたりです。
えんぴつ一本で描かれたモノクロの世界に、限りなくシンプルな言葉で綴られています。
そこに感じられる色や音やにおい、温度や空気感、 思惟や心の動き。
読むひとそれぞれの感性によって、物語は大きく豊かに広がっていきます。
人生と重なる一本の木の物語が、読む人の心を静かに温めます。贈り物にもぴったりの1冊です。 

深い山あいの谷川の近くに
一本の桜の老木がありました。
やがて嵐が起こり、枝は折れ、
谷川に流されます。
一本の木は川を流れ、
やがて大海原を漂います。
どこにいてもどのようになろうとも
確かなことは、
自身が一本の木であるということ───。 

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