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#旅

ヘルシンキの港 北欧・フィンランド・ヘルシンキ(透明水彩)

先日、とある電話営業がありました。「ホームページのSEO対策をさせてください」との営業でした。その内容の営業電話は今までも何度か来ました。

大概水彩画の手がはなせない制作中だったり、教室の最中だったりしますので即お断りします。が、先日の電話のときは、仕事の合間、時間もあったのでちょっと話だけ聞いてみました。

まあ、当然営業ですから最後はかかる料金の話になるわけで、「ごめんなさいね、ちょっと無理」とお断り。でもその電話営業の方がしゃべる内容のあちこちに、何かの種や明日へのヒントが見えたりして、、、。たぶん電話の向こうの彼は、マニュアルセオリー通りに話して気がつかずにいると思うけど。

断わりましたが、話を聞いてイイモンゲット♩と思った一本の電話でした。たまに時間があるときは電話営業の話を聞くのも悪くないです。(自営業はやること山積み、無い方がほとんどだけど)

今日の絵は、アルティオで展示中の「ヨットハーバー」
北欧フィンランド・ヘルシンキに取材した透明水彩画です。

 

ニースの丘へ 透明水彩

東北水彩風景 【雪原素描】金ヶ崎・岩手

おかげさまでイラストレーターとして絵柄に関わらせていただいたバイタルネット様2019カレンダーが完成しました。

仕事は本当に目に見えない繋がりでやってきます。この仕事もそうでした。
私は毎秋、仙台藤崎百貨店で個展を開いていますが、はじめて個展開催したときのギャラリー責任者Sさんのお声掛けがあって今に至ります。

Sさんは数年前に定年を持って退職しました。そのときに名刺のデザインを相談されたのですが、名刺のキャッチイメージに、Sさんと私を繋いでくれたポルトガルロカ岬の水彩画を添えました。

今年の頭、Sさんがアルティオに立ち寄ってくれた時、
「古山さん、仕事、仕事!」
話を聞くと、旧い付き合いの印刷会社副社長にプライベートのハガキ印刷を頼んだとのこと。その折差し出したプライベート名刺を見た副社長が「カレンダーの仕事があるのだが、この岬の絵を描いた人に頼めないだろうか、、、」
そんなご縁でいただいた仕事でした。

実はSさんは書の達人でもあります。そこで月の和名を揮毫していただきデザインに組み込む案を印刷会社にプレゼン。クライアント様からも了解いただいて、初のコラボレーションが実現したのでした。

フリーランスのイラストレーターがどういうルートで依頼をいただくか?ネット全盛の時代に置いて、もちろんネット発信は欠かせません。わたしもウェブサイト、facebookやinstagram、note、業界紙が提供するアーティスト紹介サイトなど、可能な限り使っています。
その重要性はもちろんのことですが、ここ数年、それ以上に「リアルな人間としての繋がり」が以前にもまして大切ではないか、と思うようになってきています。

絵が刷られた小さな名刺が、手から手へ渡されたことによって生み出されたカレンダーです。
もしどこかで見かけましたら、そんなことを思い出してもらえると嬉しいです。

Sさん、そしてロカ岬の絵を心に留めてくれた印刷会社の副社長に心から感謝申し上げます。

  

久しぶりのブログ更新です。この一週間、とにかく人と会う七日間でした。
なかでも濃密だったのが11月16日金曜日でした。

朝から夕方まで、新居へ納める絵の打ち合わせや、アルティオで絵のセレクト立ち会い、地球の裏側からいらしたお客さまとランチ、と、次々人と会う一日でした。一日の終わりは定例となった「おはなしの部屋△」でゲスト・書家大塚耕志郎さんを招いて11名のお客様と濃密トーク。

ネットでのやり取りが多い昨今ではありますが、やはりリアルな対面にはかないませんね。その金曜日お会いした方々は、みなさん,見事に生き方に一家言持つ方々ばかり。自分の小ささを十二分に味わい尽くしました。ここで思ったわけです。「アトリエギャラリーという場を持てたことで、そんな方々とお会いできるんだ…。」

私たちは、描くことを通して出合った素晴らしい方々から、どれだけたくさんのいい波動をもらっているかわかりません。それをくるくると還元して行くのが「お店」なのです、多分。

おはなしの部屋△のゲスト大塚さんが、終わった後に、「アルティオは文化のオアシスのような場所ですね」という言葉をくれました。有り難いことです。

そう感じてもらったのは、多分にいままで私の絵を通して知り合った、お客様や仕事の枠を越えた友だちの「良きエネルギー」が、別のかたちとなってギャラリーから外へと循環しているからなのだと思います。間違いなく。
これからも、描くことを通して、くるくると循環型で生きていきたいです。

今日アップした絵は、絵のセレクトにいらしてくださった方が.取引先様へ贈るために選ばれた、ポルトガルを描いた透明 水彩8号作品。
この絵も、目に見えないかたちでなにかを廻す手助けをしてくれるといいな。

#東北水彩風景 「タグ小景」岩手・宮古港

東北水彩画 「晩秋陽光」 大石田付近・山形

広島原爆ドーム=宮島=錦帯橋=竹橋=尾道=大久野島=鞆の浦……10月27日から11月1日まで5泊6日、妻と2人で広島方面に旅してきました。広島は人生二度目の旅になります。一回目は30年前1988年。新婚旅行で山陽に旅した時に尾道を訪ねています。
奇しくも今日11月3日は結婚三十周年の日。
今日から何回かに分けて旅日記を綴ります。

◆広島の旅一日目/10月27日-広島・原爆ドーム~平和記念公園◆

今回のきっかけのひとつは、原爆ドームを訪ねることにありました。今までポーランドのオシュフェンチム(アウシュビッツ)やベルリンの壁を訪ねたことがあります。歴史的負の遺産は言葉をもぎとりました。しかしヒロシマはまだ見ていなかった。

初めてリアルに向き合った原爆ドームは、言葉をもぎ取るだけではありませんでした。写真では何度も見て、テレビ映像でも毎年流れて知ったつもりになっていましたが、目の前に立つ、くずおれかけた遺産は、自分に「様々なことを話しかけて」きました。

「ほう、描くんだな?いいよ、でもな、描くならただ描くのはやめてくれ。オレは休みたいんだ。けどな、一瞬で消え去った数えきれない命の支えでなんとか起きて立ってんだ。上っ面だけ描くならスケッチブックをしまってくれ。」
…鞄からクロッキーブックを引っ張り出す時、そんな声が聞こえたのは、決して気のせいではなかったように思えます。

広島に着いた一日は、原爆ドームと平和記念公園で終わりました。5時間ほど、半径数百メートルのところにのみいたことになります。予定では丸木伊里の美術館展示も見たいと思っていましたが、エネルギーが持たなかった。
「原爆ドーム前」の市電の停留所に立つと、ふと目に入ったのは「広島港行き」の文字。思わず同行の妻とこう話していました。
「港まで市電で一本でいけんだなぁ。海、見にいぐが」「んだね、そうしよ」
広島初日の終わりは港を染める夕焼けでした。

人間は遠い昔、海から来ました。心に理解を越えた何かを抱えると海に帰りたくなるのは、本能なのかもしれません。

ヘタなラフスケッチですが、奥歯をギリギリしながら描いた原爆ドームです。どのような絵にするか、今から考えます。

藤崎個展6日目が終わりました。快晴の今日は、クロスバイクで会場入り。気持ちよかった朝通勤です。

今日もたくさんのお客様にご来場いただきました。会場用として準備していたオリジナル水彩カレンダーも、うれしくも想定外の売れ行きで予定していた在庫が底をつき、急遽印刷会社さんへ電話、予備をまわしてもらいました。

外せない用事が10時半から11時まで入ってしまい、その間ギャラリーを留守にしてしまいました。お会いできなかった方に申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。

今日お嫁入りした水彩画の一点に「ベネツィアのゴンドラ」がありました。

お客様とこの絵を前にいろいろ話をしていましたが、ふとお客様がこういいました「この絵が最初から目に入って仕方が無いのよ」。。。そして絵にさらっと語りかけました。「我が家にきたいのね、じゃ、一緒に行こか」

その方にとって「ベネツィアのゴンドラ」は家族の仲間いりする,命あるものにちがいないです。対話のさりげなさが素敵でした。

明日は最終日です。終わりははじまりなので次への出発日(笑)。何かのついでがありましたら、どうぞお立ち寄りください。ありがとうございます!