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菓子

菓子作家の高木雅美さんと会いました。
お気に入りのカフェ、モンサンルゥのオーナー夫妻の粋な計らいでの出会いでした。

会う前にモンサンルゥの奥様から、今は絶版になっている、ブロンズ新社から出版された高木さんの著作「お菓子は人をしあわせにする」を見せていただいていました。

高木さんとのはじめての対面は二週間ほど前。モンサンルゥの奥様がアルティオにお連れくださったのです。謙虚でナチュラルな空気をまとっていました。(昔から思っていたけど、すごい人って謙虚なんですよね。)

2度目の再会はモンサンルゥさんでお茶をしながらでした。あっという間に2時間が過ぎていました。聞けば高木さんのお菓子作りのノウハウは独学だといいます。彼女の焼き上げるお菓子のなんと美味なこと。
お菓子の精=という守護フェアリーがもしいるとすれば、高木さんの周囲には間違いなくそれが舞っているように思えました。

出会いは多分、絶妙なタイミングでやってくるのです。

十数年前、モンサンルゥさんのドアをはじめて開けた時、奥様の笑顔にふと「あれ?どこかで会っていたような…」というデジャヴを感じたことを覚えています。なんとも不思議な感覚でした。
店の常連というには程遠い通いの回数ですが、なぜか私の大きな節目の前後には、ありえないきっかけを作ってもらったり、大きな出来事の報告にコーヒーを飲みに行ったり。不思議とモンサンルゥのオーナー夫妻の存在があります。

高木さんのお菓子とモンサンルゥのコーヒーの香り。
誰と何処で会うかで人生の道筋はどんどん変わっていく。
モンサンルゥのドアの向こうには、目に見えない道が開かれているように感じるのです。

今度、山あいにある高木さんの菓子工房「スタジオファーレン青根の家」を訪れることになりました。
今、とてもわくわくしています。

http://monstlou.net/about/