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#透明水彩

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ふるさと岩手の新聞社、岩手日報から電話取材を受けました。その内容が記事になりました。記事中の「厳かな雰囲気を、、、」のくだりに、気持ちを引き締め直しました。

岩手出身者の活動を気にかけてくれたことに感謝しています。

初めての神戸個展から少しずつご縁をいただいての今回です。

いまだに絵は試行錯誤。なんというか、描く時はどんな球が帰ってくるかわからない、試合のような感じ。一筆一筆緊張です。楽しんで絵がているかというと、ちょっと違います。

でも、今のすっぴんな自分ですね、多分きっと。

盛岡の友人が写メを撮って送ってくれましたのでアップします。

 

神戸・トアギャラリーでの個展会期は、4/15〜20(11時〜19時Open)です

https://tor-gallery.com/

水彩画個展を岩手日報社が紹介

弥生3月がやってきました。
寒かった冬がようやく温んできました。
この絵は、バイタルネット様カレンダー今年版3月に使われている、那須台地の梅の絵です。
数年前からカレンダーの絵柄を担当させていただいています。
バイタルネットさんは医薬品卸の会社です。東北中心に関東一円までカバーしています。
このカレンダーはB3くらいのサイズはある大きなもので、薬局の壁にかかっていたりします。
先日、別件オーダー作品のための取材で、茨城に行ってきましたが、春気分を味わいたく、ちょっとだけ水戸偕楽園にも立ち寄り、梅と遊んできました。
梅の枝に止まった小鳥の囀りに、しっかり春を感じました。

「酒のやまや」さんから、絵の制作依頼でお付き合いを頂いています。昨日、新年のご挨拶で本社(仙台です)へ伺ってきました。

昨年末から店頭に置かれているギフトカタログの表紙水彩画を手がけましたが、絵柄は店内ポップやTVコマーシャルにも使われています。

フランス開催のオリンピックを前祝いして、モンサンミシェルがモチーフです。船にトリコロールをあしらいました。

テレビCMは今、大阪神戸エリアで流れている(!)とのこと。

見かけたら、ぜひ酒のやまやで美味しいシャンパン、ブルゴーニュワインをどうぞ。

 

大阪・千里阪急 5階催場で開催されます「秋の絵画展」のご案内です。

この夏、阪神梅田本店で個展を開催しましたが、おかげさまで大阪では夏・秋と続く展覧会となりました。今回は10点の水彩作品を出品します。

会期は11月2日(水)〜8日(火)となります。

5年ほど前に神戸で関西で初めて個展を開きました。それからお客様とのご縁が別のご縁へと繋がり、気がつけば毎年の関西での展示となっています。心より深く感謝申し上げます。

お近くの方は、ぜひどうぞ足をお運びください。

以下の画像は千里阪急さんのウェブサイトから転載しました。

おかげさまで年末恒例となりました、アトリエアルティオ「ちび絵まつり」、今年も開催します。いつもクリスマスに向けての時期でしたが、今年はちょっと早めです。そして都合により11月10日(木曜)〜11月12日(土曜)の三日間だけの開催となります。会場は昨年と同じくメリーメリークリスマスランド:メリラボC (住所:仙台市青葉区春日町6-6 1階)。少しずつ少しずつ描きためています。

いつも、風景画から戦車、飛行機まで楽しんで描いた作品を額に収めていますが、来年は卯年ということもあり、うさぎのちび絵も複数準備する予定です。また「めくりタイプ卓上カレンダー」もただいま印刷中。

好きなアートをもっと暮らしの中に..、との想いで描いている小さな小さな水彩画「ちび絵」です。いつものようにヨーロッパの石鹸や欧風雑貨ももちろんラインナップします。今年もぜひ遊びにいらしてください。

会場:メリーメリークリスマスランド:メリラボC

会期:11/10(木)〜11/12(土)

オープン時間は三日間異なりますのでご注意ください。

11/10(木)初日は14時スタート18時半閉店

11/11(金)は11時スタート18時半閉店

11/12(土)は最終日につき11時スタート17時閉店

会場住所:仙台市青葉区春日町6-6 1階 メリーメリークリスマスランド:メリラボC

「宮城県以外では、売れないんだろうな、、、」

本を書いた当初、正直に言うとそんなふうに思っていました。拙著「子規と歩いた宮城」です。

正岡子規のみちのく一人旅を今にたどってみて書いた、絵とエッセイによる本です。

ところが先月7月、大阪阪神梅田本店での個展で原画展開催を打診され、原画十数点と書籍を持ち込みました。はじまるまでも、実は「スルーされるんじゃないか…」という大きな不安がありました。

蓋を開けてみたところ、嬉しいことのその不安は杞憂に終わりました。

そして時期同じくして、以前神戸個展で本を求めてくれていた三重県在住のNさんから連絡が。

「古山さんの本を持って宮城を旅します!泊まる宿は、2泊とも岩松旅館に決めました!」

土地勘のない三重のNさんです。2泊3日という限られた時間の中で、ロスがなく、みちのくを楽しんでもらえるコースを勝手ながら提案させていただきました。

そのNさんが、嬉しいことにFacebookで宮城旅のことをつづってくださいました。

転載をお許しいただきましたので、以下、ここに全文をアップします。

+ + +

ケニア在住の長女が一時帰国で

念願の娘との二泊の旅へ。

古山 著「子規と歩いた宮城」

(「はて知らずの記」水彩紀行)

を辿りながらの、娘との宮城の旅

    **************

ご縁あって、この一冊と出会ったのは昨年のこと。

神戸での、古山拓さんの個展にて迷わず購入し、一気に読み終えてしまった。

それから、何度も何度も読み返し、

私自身、想像の世界で、私の旅を重ねていた。

時代を自由に行ったり来たり

描かれた風景に

様々な色や臭いや音を感じながら

水彩画に添えられた

古山拓さんの紡ぎだす言葉に

心から共感し

心を震わせながら

何度も何度も

繰り返し読んだ。

そして

いつしか

それは、私の旅への希望へと

繋がっていった。

『そうだ!宮城に行こう』

ぎっしりの予定の間をぬって

古山 著「子規と歩いた宮城」

を辿りながら、宮城二人旅の実現となった。

限られた日程の中で

どんなふうに辿っていこう。。。

ここは絶対にはずせないなあ~等々

そんな私たちに

的確なアドバイスをくださったのが

著者であり水彩画家 イラストレーターの

宮城在住   古山拓さん。

地震や大雨の影響で

様々な遅れが生じたものの

安全確認も意識しながら

娘との旅は始まった。

塩釜から船で松島へ

松島から列車で作並温泉へ

作並温泉から山形 山寺へ

作並温泉から古山拓さん&久美子さんのアトリエ 『森のアルティオ』へ

震災の様々な記憶、想いを抱きながら

また、9年前に他界した父との記憶を辿る旅でもあった。

父は、音楽をとても愛していた。

好きなジャンルは

ジャズから民謡、演歌、クラシック等々 幅広い。

独学でヴァイオリンも弾いていた父。

幼い頃

初めて父が教えてくれたのは

宮城民謡の斎太郎節だった。

父の歌声は

幼なかった私の記憶の中でも

鮮やかに甦る。

上手く歌えると、とても誉めてくれて、

とても嬉しそうな顔をしてた。

音楽が私にとって切り離せない存在であることのルーツも

ここにあるのかもしれない。

その歌詞の中にある

瑞岩寺とは

どんなお寺なんだろう。

そんなすごいお寺なのか。。。

幼心に思ったものだ。

今回の二泊三日の旅は

どの部分を切り取っても

かけがえのないものとなった。

「秋風や旅の浮世のはてしらず」

                                                 正岡子規

古山拓さんの著書

『子規と歩いた宮城』「はて知らずの記」水彩紀行

最後のページには

『最も遠い果ては自分自身、そしてすべからく 果ては始まり

とある。

この一文は

何度読んでも

ぐっとくる。

この時期に

私を宮城の旅へと駆り立てたもの

それは何だったのだろう。

もちろん

この一冊の本を手にした時から

その旅は 始まっていたのだと思う。

一昨年の1月

長女と愛媛を旅したときにも

実は  正岡子規という存在に

出会っている。

その春に

神戸での古山拓さんの個展で

この著書と出会えたことも

導かれているような気がした。

古山拓さんによって紡ぎ出される

言葉のひとつひとつに

私は、いろんな場面で

背中を押してもらったと

改めて思う。

宮城の旅で

一番嬉しかったのは

やはり

出会いだなあ。。。

目の前にある大自然との出会い

人と人との出会い

娘との時間……

 すべてに溢れる

ぬくもりを

全身で感じられたこと。

ここに来れてよかった!

そう、心から思える旅となった。

すべてが愛しい。

古山拓さんの絵本「あしたのまちはどんなまち?」

拓さんからのメッセージにはこう書かれていた。

全ての人と明日はきっとつながっているんだ 2022.8.6

人生の旅のはてに到達するころ

少しでも  成熟しているだろうか。

果ては始まり!

そんな風に思える自分自身と

出会っていられたら

嬉しいそう思う。

宮城の旅で

出会っていただきました

古山拓さん 久美子さんご夫妻

作並温泉 岩松旅館の皆様

様々なお店の皆様……

ありがとうございました。

また、これからも

ゆっくりと

旅を続けていきたいと思います。

心からの感謝をこめて

+ + +

遠方の方々に届けることは、地元宮城の方々へ届けることとは意味自体が違っていたのです。

今まで旅を繰り返してきた自分に置き換えてもわかります。

旅の第一歩は、「遠く遙かな見知らぬ地に想いを馳せる」ことでした。

そのきっかけは僕の場合もやはり一冊の本だったり写真集だったりしたのです。

2013年に出版した本が10年たち、Nさんの人生の大切なページの役に立ったことが、本当に嬉しいです。

(当サイトで通販もしていますので、お求めはショップで。宮城旅にお出かけの際はぜひどうぞ^_^)

 

『古山拓水彩画展~旅絵:tabi:e ~』開催

会期:10/6(木)〜10/11(火)

会場:藤崎 6階:美術ギャラリー  

芸術の秋10月恒例開催となっております、藤崎デパートでの個展のご案内です。
旅の水彩画個展を初めて発表した1997年初個展から四半世紀が経ちました。
異国を、そして日本を歩き続け描いてきた水彩画は、旅の豊かな恵みでした。
お気に入りの一枚の旅絵を見つけにぜひどうぞご来場ください。
(作家は全日程在廊予定です)
阪神梅田本店個展スタートまで、一週間を切りました。
「旅絵」とタイトルをつけた今回の展示会ですが、
ヨーロッパの旅風景はもとより、拙著画文集「子規と歩いた宮城・はて知らずの記水彩紀行」の原画も展示します。
今回の展示企画が持ち上がったときに、大阪の画商さんと百貨店側から伝えられた言葉は、
「はて知らずの記水彩紀行の原画を展示してほしい」
開催場所が「宮城」ならともかく、「大阪」です。
そのお声がけ、心から嬉しかったです。
実は、子規の東北旅を辿ったのは2011年。
震災直後のことでした。
被災地はまだまだ混乱。
正岡子規が目指した松島は、奇跡的に被害が少なかったことが救いでした。
河北新報夕刊に新聞連載という形での発表でしたが、企画自体は震災前に決まっていました。
震災を挟んで編集者さんが「古山さん、連載、イケます??」
と、被災地への取材を慮っての電話をもらったことを覚えています。
取材旅はいろいろなことを考えさせられました。
結果、それらを絵と文章で表現した仕事でしたが、
今にして思うと、震災を越えるための正岡子規が時代の向こう側から僕にくれたものだと思っています。
ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。
会場/阪神梅田本店8F ハローカルチャー2
会期/7/27〜8/2
会期中は、11時〜18時在廊しています。 

ちょうど七夕に合わせたかのように、仙台七夕吹き流しが表紙にあしらわれた七十七銀行のミニディズクロージャ誌が行内に配置配布されていました。

古山が絵柄を担当したものです。短い東北の夏到来を告げられたよう。涼をいただきました。

仙台七夕まつりは8月です。今年の夏は大勢の観光客に来てもらいたいものです。 

こけしのしまぬき本店ギャラリーで、『水彩で描く古山拓の仙台・みちのく風景展』が開催中です。展示会期は7/3まで。(森のアルティオギャラリーは、7/2(土)3(日)はクローズです)
作家在廊予定は以下です。
・6/29(水) 11時〜14時
・7/1(金) 10時半〜13時半
・7/2(土) 10時半〜17時
・7/3(日) 10時半〜17時
透明水彩で描かれた、仙台宮城、山形、福島の東北南三県の風景を30点ほど展示販売しています。
風鈴の音が涼しいこけしのしまぬき本店へ、ぜひお出かけください。