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10年目の3.11があと数日でやってきます。

9日からの晩翠画廊開催の個展「海のFuga [風画]3.11への手紙」の準備は梱包がすみ、あとは搬入するのみです。

実はこの個展制作と同時進行で「神戸個展・旅の空は遥か色」の制作が進んでいます。神戸は2回目。

なぜに神戸か?

実は3.11が絡んでいます。

10年前の震災のとき、流れで個展をしていたギャラリーに神戸からきたボランティアの方が立ち寄り、絵を求めてくれたのでした。「絵を買うのも支援だから」と言ってくれた神戸の人がいたのです。

神戸で個展をいつか必ず。そう決めて初めて神戸開催したのは2年前でした。

やりたいことがあっても、すぐにできるわけではない。8年経って叶うこともある。あきらめずに日々を成すと道は突然ひらけるように思います。

絵はイギリスヨークシャー、ウィットビーの港。絵の向こうに広がる海原と道は、同じなんだ、きっと。

革新的なデジタル水彩ソフト(アプリ)「Rebelle3」を開発しているescape motions=エスケープモーションズ社が、10人の水彩アーティストとして、私=古山拓の作品を紹介しました。サイトescape motionsはこちらです。

以下は、エスケープモーションズ社がアーティストとしての私を紹介してくれた文です。

Japanese master painter and owner of his gallery focuses on traditional landscape paintings but is not afraid of experimenting with the digital medium. His art depicts both urban and rural sceneries showing his great taste and years of experience.

翻訳

「日本の画家であり、自身のギャラリーのオーナーでもある彼は、伝統的な風景画に焦点を当てていますが、デジタルメディアを試すことを恐れていません。彼の描く都市と農村の両方の風景には彼の素晴らしい味と長年の経験を見ることができます。」 

…なんとありがたいメッセージでしょうか。

今回取り上げられた作品は、山形の山寺・立石寺を「Rebelle3」を用いてペンタブレットで描いた作品でした。

私にとっては「絵筆と絵の具」も「デジタルアプリ」も、ともに表現のための「画材」です。

立石寺の絵はスペックの低いパソコンで描いた作品でしたが、1月に高スペックマシンを導入、「Rebelle3」をインストールしました。今まさに、私の新しいデジタル水彩ペインティングのスタートラインに立ったところです。

これからも「Rebelle3」の持っている様々な可能性を武器に、新たな作品制作に表現してみたいと思います。

今回ピックアップしてくれたescape motionsに、深く感謝申し上げます。

アルティオによくいらしてくださるお客様、Y.Iさん。
Y.Iさんが、とあるテキストセミナーに出席、提出作例にわたしどもの「ちび絵」を取り上げ、紹介文を作ってくださいました。(「ちび絵」とは6.5センチ×6.5センチという小さなスクエア画寸の水彩画やアクリル画をあらわした、アルティオオリジナルネーミング絵画です。「海外の旅風景」「日本の風景」「花」「動物」など、さまざまなモチーフがあります。)

Y.Iさんが紡いだ文章には、描き手では書き得ない、やさしいまなざしがあふれていました。嬉しくもその文章を先日「テキストセミナーの感想の一部分」として、SNSで紹介してくれました。転載許可をいただきましたので紹介させてください。だってとても嬉しかったのです。

『ちび絵。それは画家の古山拓さんによって描かれる、あたたかな想い。ひとつひとつにストーリーがあり、その背景を知らなくても不思議と持つべき人の手に届いてしまう。両手におさまるサイズは「自分の絵」という気持ちをかきたて、愛着が増す。多彩なタッチ、様々なテーマに、ほしい絵が増えていく。』

感謝です…小さな世界から広がる、よりたくさんの物語を、丁寧に描き続けたいと思います。ありがとうございます!

今日アルティオは企画展「水彩で描くヨーロッパ展」開催中ということもあり、オープンしていました。

壁面バックヤードアトリエで描いていたちび絵は、お客様からオーダーいただいた「原爆ドーム」でした。私が昨年広島へ旅したことを知ったお客様が、「とある想い」を抱いてのオーダーでした。

小さなサイズに描く原爆ドームはとても大きく重かったです。(画像はドローイングの一部です)

「フィンランディア」 ヘルシンキ

今、「旅先で印象に残った町を描いてほしい」とのオーダーをいただき、イタリアの風景水彩画を描いています。資料はお客様から送られてきた数枚の旅のスナップです。
絵にするときに写真をそのまま描けばいいかというと、そうはいきません。エスキースで構図を練りなおし、アングルまで再構成し、新しい構図の「一枚」として表現していきます。

この時、役にたっているスキルが、最初アニメーター、のちにイラストレーターとして培ってきた「仮想アングル」を生み出すデッサン力だと思っています。
とくにアニメーターという仕事は,架空の世界=目の前に無い世界=を様々なアングルから描けないとなりたちません。私がアニメーターだった時代はずいぶん昔のことですが、その世界に身を置き学んだことが、今も役に立っています。

そんな仕事のさなか、嬉しいメールをいただきました。
先般別のオーダーをくださったお客様Oさんからの「贈り先からとても喜ばれました」というお礼のメールでした。

お客様のOさんとアルティオの私どもの出会いは、とあるギャラリーでの個展でした。
そのギャラリーには別の用事でいらした様子でしたが、私の描いた一枚の絵の前で足を止め、「この水彩画,素敵じゃない!?」

一度はギャラリーを後にしたのですが、再びもどっていらっしゃって、「この絵にひとめぼれ、つれて帰ってもいいかしら?」フランスの世界遺産モンサンミシェルを印象的に描いた一枚でした。
額もこだわって選んで入れていたのですが、その額のことも見抜かれて、嬉しい出会いだったのです。
絵を見るのがとても好きということで、その後、アトリエアルティオにも時々いらしてくださっていました。

そのOさんからオーダー依頼の連絡が入ったのが、一ヶ月ほど前のことです。内容は、「親しい方に赤ちゃんが生まれたので、透明水彩で描いてほしい。」というもの。

このたび、無事描き終わりプレゼントの絵は無事贈り先の方の元へ届き、「とても感謝されました、ありがとうございました」。

私どもにとっても、それはとても嬉しい仕事でした。心より感謝申し上げます。

あけて今朝、私どもとお付き合いいただいている方から電話が。

「取引先の支店長がお客様に絵を贈りたいそうだから、支店長をお連れするね!今日はいるかな?」

本当に私どもはお客様に生かしていただいています。感謝の言葉以外にみつかりません。毎日が有り難うございます、なのです。

もし、絵の注文をしてみたい、、、と思われましたら、まずは、どうぞ気軽にこちらのページよりお問い合わせください。
もうすぐ春です。

 
 

 

 

 

 

ヘルシンキの港 北欧・フィンランド・ヘルシンキ(透明水彩)

先日、とある電話営業がありました。「ホームページのSEO対策をさせてください」との営業でした。その内容の営業電話は今までも何度か来ました。

大概水彩画の手がはなせない制作中だったり、教室の最中だったりしますので即お断りします。が、先日の電話のときは、仕事の合間、時間もあったのでちょっと話だけ聞いてみました。

まあ、当然営業ですから最後はかかる料金の話になるわけで、「ごめんなさいね、ちょっと無理」とお断り。でもその電話営業の方がしゃべる内容のあちこちに、何かの種や明日へのヒントが見えたりして、、、。たぶん電話の向こうの彼は、マニュアルセオリー通りに話して気がつかずにいると思うけど。

断わりましたが、話を聞いてイイモンゲット♩と思った一本の電話でした。たまに時間があるときは電話営業の話を聞くのも悪くないです。(自営業はやること山積み、無い方がほとんどだけど)

今日の絵は、アルティオで展示中の「ヨットハーバー」
北欧フィンランド・ヘルシンキに取材した透明水彩画です。

 

インドに2012年、旅しています。岡山の友人僧侶からお招きいただいてのインドに立つ東日本大震災慰霊塔建立式典参列を兼ねた巡礼旅でした。(別ブログで記事にしています。よかったらご覧ください→アルティオ日記1_アルティオ日記2

その時ナグプールの路地で,床屋さんをみかけ、ラフスケッチしていました。戻って水彩画に仕上げようとしましたが、普通に透明水彩で描いたのでは感じたインドの空気感が出ず、水彩紙にマチエールを作ることでなんとか「自分のインド」が表現できました。

友だちに自宅近所で美容室fashion studio SAMを経営する美容師・高橋修さん:通称SAMがいます。前回のブログで「おはなしの部屋△」にゲストで来てくれた男です。

彼とは二十年を越える付き合いです。絵本を出版するときに有形無形で後押ししてくれたり、子供の釣りの師匠だったり、アルティオオープンの5年前、店舗オープンを手伝ってくれたり、とてもいい刺激をくれる彼ですが、昨日店が創立28周年を迎えました。

私たちは「お祝いに何か送りたいね」と、前述の「インドの床屋」の絵を送りました。

嬉しくも彼は昨日フェイスブックにその歓びを綴ってくれていました。ありがとうございます!!

写真に写った「インドの床屋」の絵も「ここに来たかったんだよ」と言っているようで、、、私たちもとても嬉しいです。

SAMはこれからもいい刺激と素敵なヘアーを、私たちはじめお客さんに届けてくれます。

美容室fashion studio SAMは、伝説の店です。素敵なエネルギーがもらえます。ぜひ行ってみてください。
http://sam-samurai.com/

 

 

 

日本橋Art.jp×atelier Artio共同企画「古山拓展・水彩で旅するヨーロッパ」本日始まりました。

MdNデザインインタラクティブさん、グノシーさん、livedoornewsさんがリリースニュースを早速紹介してくださっています。
ありがとうございます!
https://www.mdn.co.jp/di/newstopics/63444/?fbclid=IwAR24TTVOZPj6gUArAduMjSlo-JRvFIzdWfO18-h-7DVn5nPFQ8AjkVJxCXg

https://gunosy.com/articles/RwynQ?fbclid=IwAR2nvriMuLhRgQCO0MQeDf7G0Op7yT7anVbx7svrmffZL8IeAohSxxKmrn0

http://news.livedoor.com/article/detail/15907287/?fbclid=IwAR2dKcFvGcrBOTqXUnF_a1bYRFrNiqDOigstrDAj0inCqauNX09DL9653yE

さっそく日本橋Art.jpのweb個展にはたくさんのアクセスをいただいているとのことです。感謝です。

ご来場、アクセスをお待ちしています。
日本橋Art.jpサイトは以下です。
https://nihonbashiart.jp/news/2019/01/post-19.html

日本橋Art.jpさんとのコラボレーション企画がスタートしました。
ウェブとリアルの二つの会場で作品を楽しんでもらおうという共同企画です。

その「古山拓展・水彩で旅するヨーロッパ」のウェブ展覧会が、先行公開されました。
リアル会場となるアトリエアルティオでは1/22からの展示となります。

以下にアクセスしてウェブ展覧会をお楽しみいただければ幸いです。
https://nihonbashiart.jp/news/2019/01/post-19.html

 

また、日本橋Art.jpさんがプレスリリースを打ってくださいました。
以下ご紹介します。

  +  +  +
~日本橋Art.jp×アトリエアルティオ~古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】
日本橋Art.jp

当展覧会では日本全国の画廊や画家を集めた総合情報サイト日本橋Art.jpの web展覧会との共催にて、インターネット上でも作品の閲覧、購入が可能になり、遠方で足を運べない、仕事でギャラリーに行く時間がないとこれまで不満を 持っていたコレクターもネット上から展覧会に参加できるようになりました。


~日本橋Art.jp×アトリエアルティオ~古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】


 宮城県仙台市のアトリエアルティオにて、1月22日より「古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】」がスタートします。学生時代ヨーロッパ古代史を専攻した水彩画家古山拓が、独自の目線で描くヨーロッパの街並みは根強いファンがることで知られています。


 今回は実店舗だけではなく、日本全国の画廊や画家を集めた総合情報サイト日本橋Art.jpのweb展覧会にて、インターネット上でも作品の閲覧、 購入が可能になり、遠方で足を運べない、仕事でギャラリーに行く時間がないとこれまで不満を持っていたコレクターもネット上から展覧会に参加できるように なりました。


さらにweb展覧会では実店舗の展覧会に先駆けて、1月18日からプレオープンとして作品を公開、購入も可能に!
 東北で活躍する画家古山拓の作品をいち早くご覧になりたい方は、日本橋Art.jpのweb展覧会をご覧ください。
 
■古山拓展web展覧会はこちら
https://nihonbashiart.jp/exhibition/2019/01/post-1.html
 
■アトリエアルティオ実店舗展覧会
会期 2019/1/22(火)~2/16(土)午前11時~午後6時 
(会期中は月曜のみ休業となります)
住所:〒980-0822 宮城県仙台市青葉区立町19-20 パークサイドコーポ1階
電話番号:022-797-8389
 
アトリエアルティオ紹介ページ
https://nihonbashiart.jp/gallery/cat30/cat207/post-88.html
 
古山拓紹介ページ
https://nihonbashiart.jp/artist/cat9/post-94.html
 

遠方の方、時間が取れない方にも,作品を見ていただきたいと思います。
以下でぜひご覧ください。
https://nihonbashiart.jp/news/2019/01/post-19.html