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レイアウトとイラスト

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レイアウトとイラスト

児童文学「みちのく山のゆなな」(おおぎやなぎちか・作)の連載が続いています。河北新報夕刊毎週木曜日です。

今日紹介する絵は第4話のイラスト。

児童文学作家さんの文章は、実に刺激的。主人公たちがどんどん頭の中で動いてくれます。

新聞には「段組」と言われるレイアウトの制限があります。なので、描きやすいスペースに描けるわけではありません。連載コーナーに割り振られた「行と段組み」の中で、どう構成するか?もイラストレーターに与えられた仕事。(今回は、そう。いつもそうであるとは限りません)1話分の文章量とストーリー展開からレイアウトも割り出し、イラストの構成をします。かなりスペースに制限が出る中でのイメージ構成は、結構悩みどころです。

今回の絵も、かなり横長のスペースとなりました。ワイドに伸びたカットスペース内で、ゆななと龍の子供にどう演技をつけるか?なんだか映画の演出とカメラマンを同時にしているようで(やったことないですけど=笑)とてもエキサイティングなのです。

藤崎個展まであと三日となりました。(10/1〜7・藤崎本館美術ギャラリー)

個展の準備といくつかのイラスト仕事が同時進行。時間のレイアウトも絵の構図よろしくエキサイティングになってきました^_^